資料とデータを検討する研究机

Research for Human Freedom

FIN FHI Research Institute

フィンファイ総合研究所

経済的自立と、
自分の頭で判断できる社会を研究する。

実践からデータを集め、研究し、社会へ還元する。FIN FHI Research Instituteは、経済的自立、投資教育、意思決定、AIによる教育革新を研究する、フィンファイ株式会社の研究部門です。

研究所設立の目的

お金の不安から自由になること。そして、誰かが用意した正解ではなく、自分の頭で考え、自分の人生を選択できること。この二つは、これからの社会を生きるための基礎的な力です。

私たちは、投資や教育を単なる知識の習得とは考えません。実践の中で判断し、その結果から学び、再び判断する。その循環をデータと研究によって明らかにし、誰もが利用できる知的基盤として社会に公開します。

MISSION 01

投資を教養にする

投資を、一部の専門家だけの技術ではなく、自分の人生を設計するための教養として研究します。

MISSION 02

判断力を育てる

知識量だけでは測れない「問いを立て、事実を見て、行動を選ぶ力」の形成過程を研究します。

4つの研究領域

01

経済的自立

所得、生活費、金融資産、投資比率、運用利回りが、経済的自立までの時間にどのような影響を与えるかを分析します。

02

投資教育

投資知識ではなく、自分で理解し、判断し、結果に責任を持つ力を育てる教育方法を研究します。

03

判断学・意思決定

複雑な状況で問題を捉え、事実と解釈を分け、実行可能な行動へ変換する思考プロセスを研究します。

04

AI・シン教育インフラ

生成AIが答えを代行するのではなく、人間の問いと判断を鍛えるためにどう活用できるかを研究します。

Research Paper No.001

予備調査版 公開

想定利回りが経済的自立までの年数認識に与える影響

FIN FHI Research Institute Research Paper No.001

経済的自立までの距離は、現在の投資行動だけで決まるのではありません。どの利回りを将来の前提として置くかによって、その年数は大きく変わって見えます。

「3分でわかる経済的自立診断」に寄せられた97件から、完全一致する重複11件を除いた86件を分析しました。本人入力による達成年数中央値は6年でしたが、利回りを共通化すると、10%で9年、7%で14年、4%で27.5年となりました。

本稿では、現在の行動を示す手取り投資比率と、将来の前提を示す想定利回りを分け、診断結果をどのように読むべきかを検討しています。200件で中間集計を行い、重複除外後400件で同じ分析を再実施します。

※本調査は、日本全体から無作為抽出した調査ではありません。FIN FHIの経済的自立診断を利用した方の傾向として、対象・方法・限界を明記しています。

論文PDFを読む経済的自立診断に参加する

White Paper No.001

経済的自立の意味や必要な資産を先に整理したい方は、経済的自立とは?完全ガイドをご覧ください。

公開

経済的自立までの距離

FIN FHI Research Institute White Paper No.001

97件の診断データから、経済的自立までの年数が想定利回りによってどれほど変わるかを、図と数字で読みやすく整理しました。本人入力の中央値は6年ですが、共通利回りでは7%で14年、4%で27.5年となります。

未来を一本の数字ではなく幅で見る。「行動」と「期待」を分け、生活費・年間投資額・投資比率など、変えられる数字から動かすためのWhite Paperです。

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Working Paper No.001

Working Paper / 公開

正しい分析は、なぜ正しい問いを保証しないのか

FIN FHI Research Institute Working Paper No.001

分析が正しくても、そもそもの問いが違っていれば、判断はずれます。本稿は、問いになる前に生じる小さな違和感を「前知的違和感」と定義し、違和感の発生、保持、前提の再点検、問いの再生成、判断という5段階の概念モデルを提示します。

ScharmerのU理論から着想を得つつ、問い生成以前の停止を独立した分析単位として切り出し、BAOSにおける6段階の前知言語化プロトコルまで示したWorking Paperです。

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White Paper No.002

公開

高校生からわかる前知U理論

FIN FHI Research Institute White Paper No.002

「なんとなく変だ」を、未来を当てる力ではなく、問いを作り直す入口として捉えます。学校、部活、進路、会社で起こる身近な例を通じて、違和感から判断へ戻る5段階をわかりやすく解説しました。

AIがすぐに答えを出すのではなく、本人の言葉が生まれるまで待つ。その意味とBAOSへのつながりを、高校生にも読める言葉で整理したWhite Paperです。

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Working Paper No.002

研究計画・素案/未査読

前知的違和感は対話によって「本人の問い」になるか

FIN FHI Research Institute Working Paper No.002

前知的違和感を扱う自然なAI対話が、本人による問題設定の見直しと問いの再生成を促すかを確かめる研究計画です。対話直後の文章だけでなく、約1週間後にAIを使わず別の課題へ取り組む際の問いを評価します。

質問疲れや途中離脱、AIの言葉への迎合、問いが変わらなかった例も含めて検討します。現時点で効果を示す結果はありません。

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White Paper No.003

研究構想・素案

「何か違う」を、考えられる問いに変えられるか

FIN FHI Research Institute White Paper No.003

会議や日常の判断で感じる「何か引っかかる」を、急いで結論にせず、自分で確かめられる問いへ育てる対話を紹介します。AIが文章を整えただけで終わらず、本人が意味を説明し、違う部分を訂正できるかを確かめます。

対応するWorking Paper No.002の研究計画を一般向けに説明したものです。効果の検証はこれから行います。

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新着研究資料 思考の癖と問いの再生成

Working Paper No.003/未査読

思考の癖と問いの再生成

目立つ情報、最初の数値、多数派の意見が判断に入る過程を記述し、前知U理論の「違和感の保持」から問いの再生成へ接続する研究計画です。バンドワゴン、確証過程、アンカリングの三例と、BAOSで確かめる仮説・失敗条件を示します。実験結果はまだありません。

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White Paper No.004/高校生向け

思考の癖に気づいて問いを作り直す

進路、勉強法、文化祭の予算を例に、思考の癖と問い直しをやさしく説明します。自分で使える四行メモも掲載しています。BAOSの効果はこれから検証する課題です。

高校生向け White Paper PDFを読む

新着研究資料 日経225:1月〜9月を分析し、第4四半期に備える

Data Report No.001/研究データレポート

日経225の極端変動と株価変動グループ

2026年1〜9月|第2版|25ページ

全180営業日について、毎日のTOP10・BOTTOM10への延べ3,600回の出現を分析しました。月別・四半期別・株価変動グループ別の変化を比較し、第4四半期で確かめる課題を示します。

累積騰落率は比較の起点によって評価が変わります。同じルールで毎日観測するTOP10・BOTTOM10は、極端な値動きの繰り返しや担い手の交代を捉えるために有効です。その価値と、順位だけでは値動きの大きさや投資収益を測れない限界を整理しました。

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White Paper No.005/やさしい解説版

日経225の値動きを毎日のランキングから読む

Data Report No.001の解説|第3版|10ページ

文学部の学生にも読める言葉で、数式を使わず、具体例と図表を通じて9か月の観測結果を説明します。比較の起点で評価が変わる理由と、「よく登場すること」と「上位に登場し続けること」の違いを読み解きます。

White Paper No.005 PDFを読む

株価変動グループは、2016年7月1日から2026年6月30日までの日別データについて、前日比がプラスなら1、それ以外は0とする「星取データ」を元に、クラスタリングで分類したものです。両資料に分類の定義と分析上の限界を明記しています。

研究資料アーカイブ

公開した研究資料を種類別にまとめています。最新資料は上で詳しく紹介し、過去の資料を含む全成果はここから探せます。

Data Report

Research Paper

Working Paper

White Paper

研究成果の公開

研究成果は、目的と成熟度に応じて4つの形式で公開します。研究途中の知見と、検証を経た成果を明確に区別します。

Research Paper

仮説、方法、データ、分析、考察を備えた研究論文。

Working Paper

議論と検証を促すために公開する研究途中の成果。

White Paper

研究から得られた知見と社会への提案を読みやすく整理した報告書。

Data Report

独自データの傾向と変化を継続的に伝える定期レポート。

研究公開の原則

01 データと分析方法を可能な限り公開する
02 研究上の限界を明記する
03 商業サービスとの関係を開示する
04 査読・外部レビューの有無を正確に表示する
05 個人を特定できる情報を公開しない
06 修正履歴と版番号を管理する

実践から研究へ、研究から社会へ

FIN FHI Research Instituteの特徴は、評論だけで終わらないことです。経済的自立診断、寺子屋塾、投資アスリート道場、BAOS®、日経225の定点観測。これらの実践現場から生まれる問いとデータを研究し、再び教育と社会へ還元します。

DIRECTOR

前田 英志

所長

フィンファイ株式会社 代表取締役。多摩大学大学院MBA 客員教授。東京大学工学部・大学院修了、一橋大学ICS MBA。日本IBMでデジタル戦略チームを率いた後、統計的な投資実践を通じて経済的自立を実現。

2023年から寺子屋塾を主宰し、投資を教養として学ぶ場を運営。実践とデータを往復しながら、経済的自立と判断力を育てる新しい教育基盤の構築に取り組んでいます。

研究成果を、社会の共有財産へ。

研究成果、共同研究、取材に関する情報は、このページから順次公開します。

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