講義で受講者へ語りかける前田英志

HIDESHI MAEDA / MEDIA & CONTRIBUTIONS

前田英志|取材・寄稿のご案内

投資を人生の選択肢を広げる教養として捉える企画と、AI時代に問いと判断を育てる教育の企画。二つのテーマについて、取材・寄稿をご提案します。

企画1|投資は人生の選択肢を広げる教養である

お金を増やす技術を学ぶことで、なぜ人生の選択肢が増えるのか。

企画趣旨

「投資は危ない」「投資は儲けるためのもの」。この二つの見方の間で、投資教育はしばしば商品選びの話に縮小されます。しかし投資をすると、企業の価値は何で決まるのか、数字は何を示し何を示さないのか、自分はどのリスクを引き受けられるのかを考えざるを得ません。投資は社会を読み、自分の判断を検証する実践的な教養になり得ます。

前田はIBMで働きながら統計に基づく投資を実践し、経済的自立を実現しました。その後に会社を創業した理由は、投資の成果だけを伝えるためではありません。お金の不安によって仕事、学び、家族、自分のやりたいことの選択が狭まる構造を変えたいからです。本企画は、投資を人生設計と判断力の学びとして捉え直します。

対象読者と共通する悩み

将来のお金に不安を抱えつつ、投資情報の多さに疲れているビジネスパーソン。投資を始めたものの、他人の推奨や短期の値動きに判断を委ねてしまう人。金融教育を資産形成の知識にとどめず、若者の主体性につなげたい教育関係者を想定します。

  • 投資しているが、自分の判断の根拠を説明できない。
  • 年収や資産額だけを見て、いつまで働くべきか決められない。
  • お金の不安から、やりたい仕事や挑戦を先送りにしている。

読者ベネフィット

読者は、投資の前に生活費、働き方、投資に回せる資金を整理する重要性を理解できます。銘柄の情報を受け取る際には、事実と予測を分け、データの対象期間や損失の可能性を確かめる視点を得られます。経済的自立を一律の「FIRE達成年数」で考えるのではなく、何を選べる状態になりたいかから逆算できるようになります。

提案する解決策

まず自分の生活費と資産形成の現在地を把握し、次に企業と市場をデータで読み、最後に投資判断とその結果を記録して振り返る。この順序で学びを設計します。寺子屋塾では銘柄の正解を渡すのではなく、自分の仮説を立て、確認し、実践するプロセスを鍛えます。投資の運用成果や経済的自立の達成を保証する方法ではなく、本人が判断の質を高めるための教育として紹介します。

専門内容と想定する章立て

  1. 第1章 お金の不安はなぜ消えないのか
    収入と資産が増えても不安が残る理由を、生活費と将来の選択から考える。
  2. 第2章 投資を教養として学ぶ意味
    企業、経済、統計、リスクを知ることが判断力につながる過程を示す。
  3. 第3章 自分の人生から経済的自立を設計する
    生活費、手取りからの投資比率、保有資産、想定利回りを分けて現在地を把握する。
  4. 第4章 推奨銘柄に頼らず企業を読む
    情報の出所、期間、比較対象を確かめ、事実と予測を混同しない。
  5. 第5章 統計を投資実践にどう使うか
    過去データの傾向と限界を理解し、仮説、実践、振り返りを繰り返す。
  6. 第6章 経済的自立の後に何を選ぶか
    前田自身のIBM退職後の創業を通じ、お金を目的から手段に変える。
  7. 第7章 明日から始める一歩
    自分の生活と判断を記録し、他人の答えを借りずに学びを始める。

取材で提供できる根拠・素材

前田自身の資産形成と創業の経緯、著書、寺子屋塾の授業設計、公開済みの塾生の声、FIN FHI Research Instituteの予備調査を参照できます。診断データは自発的に利用した方の回答であり、全国の代表標本ではありません。数値を引用する際は、重複除外、集計条件、解釈の限界を説明します。塾生の個別事例は、公開済みの範囲を超える場合に本人の同意を得ます。

企画2|AIが答えを出す時代、問いと判断をどう育てるか

生成AIが答えを出しても、何を問うか、何を選ぶかは人に残る。

企画趣旨

生成AIを使えば、文章の要約、比較、提案を瞬時に得られます。しかし答えが速くなるほど、最初に立てた問いが適切かどうかを見過ごす危険もあります。目の前に違和感があるのに言葉にできない。もっともらしい説明が出ると、その前提を確かめずに進んでしまう。学校でも職場でも、こうした経験は珍しくありません。

前田が考える「シン教育インフラ」は、知識をAIから受け取る仕組みだけではありません。本人が事実を確かめ、解釈を問い直し、暫定的な判断をつくり、結果から学ぶための環境です。その第一歩として開発するAIコーチBAOS®を手がかりに、問いと判断を教えることは可能か、教育と仕事の両面から検討します。

対象読者と共通する悩み

探究学習、進路指導、大学教育に携わる教員。AI活用を進めながら若手の主体性も育てたい経営者・人材育成担当者。AIの回答を利用する一方、自分の考えに自信を持てない学生と社会人を想定します。

  • 生徒や部下が答えを提出しても、なぜそう判断したかを説明できない。
  • 事実と解釈が混ざり、議論が早く結論へ飛んでしまう。
  • 違和感はあるのに、問いにして他者と話す方法が分からない。

読者ベネフィット

読者はAIに質問する前に、自分が何に困り、どの事実が足りず、何を決めようとしているかを整理する視点を得られます。AIの回答をうのみにせず、前提を確かめ、他者との対話で問いをつくり直す手順を理解できます。教育関係者にとっては、答えの正しさだけでなく、問い、根拠、判断の変化を見られる授業設計の手がかりになります。

提案する解決策

判断を急がず、まず観察できる事実を並べます。次に「なぜ気になるのか」「ほかの解釈はあるか」を対話で確かめ、仮の言葉と問いに変えます。そのうえで判断と行動を選び、後から当初の問いと結果を振り返ります。BAOS®では、事実・解釈・行動を分けて一枚のシートにまとめる対話を試しています。

これによって判断力がどれほど伸びるかは、今後の検証課題です。現時点では、教えるべき過程を明示し、本人が自分の判断の変化を見直せるようにする教育設計として提案します。

専門内容と想定する章立て

  1. 第1章 AIが答えを出しても残る仕事
    問題を定め、前提を確かめ、最後に選ぶ判断を人がどう担うか。
  2. 第2章 問いになる前の違和感
    「何かおかしい」を急いで結論にせず、対話の入口として扱う。
  3. 第3章 事実と解釈を分ける
    見たこと、意味づけたこと、これから行うことを混同しない。
  4. 第4章 対話から仮の問いをつくる
    一人で言葉にできない違和感を、他者との往復で問いにする。
  5. 第5章 BAOS®はどのように学びを支えるか
    対話、記録、一枚シート、振り返りを使った現在の設計を示す。
  6. 第6章 学校と職場でどう使い分けるか
    進路、探究、事業判断など、問いの違いに応じた実践を考える。
  7. 第7章 効果をどう確かめるか
    使う前後の問いと判断を比較し、学習の変化と限界を検証する。

取材で提供できる根拠・素材

前田自身の投資教育、多摩大学大学院MBAでの授業経験、BAOS®の現在の画面と学習の流れ研究所のWorking Paperを提供できます。Working Paperでは、結論を急ぐ前の違和感をどう言葉と問いへ変えるかを検討しています。BAOS®は開発・検証中です。現在の機能、試行から得た観察、今後の仮説を区別して説明します。

掲載・取材実績と関連資料

編集部・記者の方へ

インタビュー、寄稿、コメント、講演についてご相談いただけます。媒体名、企画のテーマ、想定する読者、ご希望の時期を添えて、info@finfhi.comへご連絡ください。プロフィール、著書情報、写真、関連する資料についてもご案内します。

前田英志について

前田英志(まえだ・ひでし)。フィンファイ株式会社代表取締役社長。多摩大学大学院MBA客員教授。東京大学工学部・同大学院を修了し、一橋大学大学院国際企業戦略研究科でMBAを取得しました。日本IBMではデジタル戦略に携わり、理事を務めました。

会社員として働く一方で、自分で学び、統計に基づく投資と資産形成を続け、経済的自立を実現しました。その後の2023年にフィンファイ株式会社を創業。自由になった時間を使い、お金の不安で人生の選択肢を狭めないための教育に取り組んでいます。著書は『お金から自由になる人生の設計書』です。

投資アスリート育成寺子屋塾では、誰かの推奨銘柄に従うのではなく、受講者自身がデータを確かめ、判断し、実践を振り返ることを重視します。さらに、投資と経営に共通する「事実を見て、自分で判断する力」を、BAOS®とFIN FHI Research Instituteを通じて教育のテーマへ広げています。

講義でスライドを使いながら受講者に語りかける前田英志
寺子屋塾で講義する前田英志

取材形式:創業者インタビュー、テーマ取材、寄稿、講演・番組出演のご相談に対応します。